手芸品展にお越しくださった方々、ありがとうございました。
今回は、材料としての販売だったため、多くの方々に、というより、手芸をされる一部の方のニーズにこたえる形になりましたが、ものづくりされない方でも、草木の色や、手織りの布に触れて頂けて、いい手ごたえを感じました。
そして、予想以上に、刺し子に興味がある方がいらっしゃる、ということがわかったのが今回私の一番の収穫かもしれません。
いつも、刺し子布巾を結の玄関近くに置いていて、割りと多くの方が手に取ったり、懐かしいとか、知り合いがしているとか、興味を示してくださるのを見て、やっぱり女性は縫う、とか、手縫いの縫い目に魅かれるのかな、思っています。
そして今回、実際にワークショップという形で募集したところ、いろんな年代の方が来てくださり、やってみたかったという方が結構いらっしゃるんだな、と改めて感じました。
私の刺し子の原点は、なんといっても、祖母です。祖母の家に行くと、トイレの手拭きはいつも刺し子の手拭い。こたつのカバーは娘たちの制服スカートをひだを延ばし、刺し子してありました。そして実家も食器かごには刺し子布巾がかかっていました。その風景が知らず知らず、染みついているのだと思います。
今回参加してくださった方、本当にありがとうございました。皆勤賞の方、本当にうれしいです。そしてそして、アンコールありがとうございます。またやりましょう。
作るって、楽しいです。黙々と何かに向かえるということは、本当に幸せなことだと思います。
その向き合うものが、自然のものだともっと気持ちがいい。心がスーッとします。
そして何より、素材がいいと、完成は断然違います。
それは、私達二人がいつも感じていることなので、今回の企画は手前味噌ですが、面白いと思います。
また、手芸品展をやりたいと思っていますので、お楽しみに。
もちろん、作品展も。
つぎは12月のキャンドル展です。
キャンドルファンの皆様、今年も遊びに来てくださいね。
皆様ありがとうございました。
ワークショップ第一号。